白衣ズボンの裾上げ!

白衣ズボンの「裾の長さ」「裾上げのやり方」「裾上げ料金」についてお話しします。「白衣パンツの裾上げをしたいけど、料金?」「初めて白衣を裾上げするけど、丈の長さは?」「裾上げテープで丈詰め?」など思っている方がいるかと思います。白衣ズボンの裾上げをする場合、最初に悩むのは「裾丈の長さ」店舗での購入であれば、試着時に販売員に相談したり、アドバイスをもらえるかも知れませんが、しかし、白衣を職場から支給された場合やネットで買った場合はそうはいきません。ご自身で長さを決めるのは悩みますね。白衣ズボンにお勧めの長さは「ノークッション」または「ハーフクッション」です。

*「ノークッション」とは、裾が靴の甲に当たらない程度の長さ

*「ハーフクッション」とは、裾が靴の甲にスレスレで乗るくらいの長さ

因みに*「ワンクッション」とは、裾が靴の甲に当たり、シワが1つできるくらいの長さ

*「ツウークッション」とは、裾の靴の甲に当たり、シワが2つできる長さ

これらの長さであれば、歩きやすく、お仕事の邪魔になりにくい為です。裾が長いとどうしても足元がもたつき、場合によっては足がもつれて転倒してしまうことも。このような危険な状況は、避けたいです。

ではノークッションより更に裾を短くしたらいいのではと思う方もいらっしゃると思います。もちろん更に動きやすくはなりますが、単純にカッコ悪くなります。

その為、裾上げのプロである当店としてはノークッション、またはハーフクッション程度の丈の長さをお勧めしています。

白衣ズボンに裾上げテープを使うのは簡単にそう見えますが?

裾の長さが決まれば、次は裾上げの方法です。ミシンが無い方が浮かぶのは、裾上げテープでの裾上げですね。実際、裾上げテープはその手軽さから、100均やスーパーだけでなく、ネットでも手軽に手に入れることができます。しかしながら裾上げのプロの立場からは、白衣パンツを裾上げテープで裾上げすることはあまりお勧めできません。裾上げテープは簡単そうに見えますが、実は難しく、正確綺麗に取り付けるのは難しいのです。又、アイロンが無かつたり、アイロン接着の為、取り扱いになれていないと、キチンと取り付けられないのです。一番の理由は、何度も洗濯をするズボンには向かないのです。

裾上げテープはあくまでも接着のりで生地と生地をくっつけているだけでなので、そのため白衣パンツの様に、着用した後に必ず洗濯をするような場合(何度も洗濯を繰り返す場合)には必然的に接着部分が取れやすくなってしまいます。結果的に仕事中に接着部分がとれてしまい、業務に支障をきたす可能性があります。

テープの再接着は、一度ご経験されると分かると思いますが、裾上げテープは取れた後に必ずのりの痕跡が残ってしまい、次回はその痕跡によってザラザラした上から再度裾上げテープを接着することになりますので、1回目以上に接着力が落ちた状態になってしまうわけです。

白衣ズボンは大切なお仕事で履くパンツです。裾上げテープでの裾上げは、やむを得ない場合のみにしましょう。白衣ズボンは裾上げテープではなく、ミシンでの縫製または手縫いで行うことをお薦めいたします。

ミシンで行う場合は、「三つ折り仕上げ」か「シングル仕上げ」にて裾上げを行う場合がほとんどです。「三つ折り仕上げ」は、ジーンズやチノパン等と同じ方法になります。縫製の強度が強い為、お仕事中にアクティブに動く方や頻繁に洗濯をされる方に向く仕上りです。「シングル仕上げ」は、「三つ折り仕上げ」に比べると縫製の強度はやや劣るものの、いわゆるスラックスぽい仕上がりになります。裾端にステッチが入らず、フォーマル風に仕上がる為、周囲に誠実な印象を与えることができます。実際、患者さんを問診するようなお医者さんの裾は「シングル仕上げ」であることがほとんどです。

「三つ折り仕上げ」と「シングル仕上げ」のどちらが良いかの正解はありません。当店でもほぼ半々です。ズボンの雰囲気、ご利用方法、洗濯度、お客様の趣味趣向で判断して、お選びください。個人的には、やはり強度を優先して「三つ折りステッチ仕上げ」をお勧めします。

手縫いで行う場合は「まつり縫い(すくい縫い)」になります。なかなかの強度があり、更に一気にほどけることはまちw ず無いため、白衣パンツにとても向いています。

もちろん手間と時間を要しますが、手縫いの技術をお持ちの方にはお薦めです。なお、当店でも「手まつり縫い」と、ご指定下さいましたら、頑丈なシングル仕上げとなります。

白衣ズボンの裾上げ料金はいくらくらい必要か?

<お直し料金>

・高い縫製強度でアクティブな方におすすめ 「三つ折りステッチ仕上げ」(880円税込)

・スマートな印象をお求めの方におすすめ  「シングル仕上げ」(1.100円税込)

・スクイでミシン以上の強度をお望みでしたら、「手まつり仕上げ」(1.650円税込)

上記の通り、シングル仕上げよりも三つ折りステッチ仕上げのほうがお安く裾上げすることができます。これはシングル仕上げの方が作業工程が多いためなので、当店に限らずどのお直し屋さんでも同じだと思います。強度や価格においてはシングル仕上げよりも三つ折りステッチ仕上げが優勢なので、その見た目に不満が無い場合は、こちらをお選びください。フォーマル風な印象を与えたい方や、三つ折りステッチ仕上げの見た目が気に入らない方は「シングル仕上げ」となりますが、強度に不安が残る方はは「手まつり仕上げ」をご依頼いただくことをお薦めします。フォーマル風な見た目と、裾の強度を満たしてくれます。

今日は白衣パンツの裾上げについて

裾の長さ、裾上げのやり方、裾上げ料金お話ししました。

🔹医療従事者のみならず、料理・給食関係のパンツ等も同様ですので、ご参考にしていただけろとありがたいです。

*どうぞお気軽に店頭・メール・お電話でお尋ね下さい。